意外と髪の毛に影響する食べ物・飲み物のこと
突然ですが、髪の毛に良い食事をしていますか?
意外とヘアカラーズでもお客様とのお話で話題に上ることの少ない『食べ物』のことですが、白髪の多い少ないだけでなく、ほかにも多くのことで髪に影響を与えているようです。
髪の毛が『生まれる』段階で大きい影響を与える食べ物・飲み物
以前にも書きましたが、たとえば白髪は途中で急に白くなるわけではありません。髪の毛が生えた時点で栄養や血流の不足等で白髪として生えてくる、ということがほとんどです。毛母細胞が髪を作り出すその時点で、頭皮がどのような健康状態なのかということが髪の毛の色、そして健康状態を決定づけることになります。
これは大きく『栄養状態が良いか』『血流は十分あるか』の2つが大切といわれていますので、普段から何を体に摂取しているかが大切なポイントです!
どんなメニューが髪の毛に良いとされているのか?
これは栄養関係のサイトにもよく書かれていますが大きく『タンパク質・亜鉛・ビタミン類』の3つは髪の毛に良いとされています。(ほかにも細かいものではいろいろあります)この3つをバランスよく含んで、髪にも良いと言われている食材の代表格は、『卵』『牡蠣』『ナッツ』『鶏肉』『ゴマ』『豆類』『緑黄色野菜』などが挙げられています。これらの入った食事を日ごろからとるように心がけると、健康的で栄養豊富な髪を作るのにプラスになるかもしれません。
こうした髪の毛に良い食べ物を多く取っていると、髪の毛のパサつきや老化を防いだり、栄養不足による白髪の多発を抑えたりするのに効果が期待できる可能性があります。
『アルコールは髪の毛の健康維持に良い』は本当?
たまに聞くこの話ですが、半分は本当のようです。メリットもデメリットもあるのですが『飲み過ぎない』『おつまみで脂っこいものを食べ過ぎない』この2つを守ればメリットの方が大きいといえます。
例えばビールであれば『頭皮の血行が良くなり、栄養(血流)が髪に届きやすくなる』『整腸作用や代謝の強化で、毒素の排出も進む』『ストレス解消と自律神経バランスを整える』こういったメリットがあるといわれていますので、節度を守って楽しみたいものです(笑)。
糖分の取り過ぎは髪の毛の健康に良くないかも・・
逆に髪の毛や頭皮が痛みやすく、老化もさせやすい食べ物としては、脂っこいものや糖分を多く含むスナック菓子などが挙げられます。これも量しだいという所なのですが、糖分の取り過ぎは頭皮の皮脂の分泌を増やしてしまい、フケやべたつきなど髪の毛にとってマイナスの環境を作り出してしまいます。ただでさえ夏の暑さの中、暑さや湿気で頭皮のケアに負担がかかる時期なので、なおさら糖分の取り過ぎは気を付けたいものです!
頭皮から皮脂等が極端に出てきてしまっている場合、カラーリングの際に色の入りが悪くなる等の影響も出てきてしまいます。カラーリングをしていく見地からも、日ごろの食事があまりに偏り過ぎないよう意識しておきたいところですね。
逆に極端にダイエットをしたりすると、髪にも栄養分がいきわたらず悪い影響が出てしまうことも知られています。『じゃあどうすればいいの(笑)!』という声が聞こえてきそうですが、同じ食事制限でも『栄養価が高く、脂肪に蓄積されにくいもの』を多めにとると良いようです。ナッツやフルーツの無添加の物を多く取ったり、タンパク質は動物性ではなく大豆等からとったり、砂糖を使用していないものを取ったりすれば、食事制限と髪の毛の健康を両立させていきやすいといえます。
いかがでしたか?
ヘアカラーは髪の毛を外側から染めて影響を与えてきますが、日ごろどんなものを口にして、内側から髪の毛に影響を与えていくのかはすごく大切なことです!染める、とか洗う、という行為はどうしても多かれ少なかれ髪の毛に外側から影響を与え、場合によっては痛めてしまうこともあるのですが、それに負けないだけのしっかりした内側からの髪の毛サポートを心がけていきたいものです。